彼女自身に不都合がある場合、まず自分自身に原因を求めます。自分自身に原因がない場合、必ず近くの他者に原因を求めます。ただし、人以外の原因(例えば環境や状況)や、他者の不都合が原因かもしれないという考えに至りません。
もし彼女自身の不都合の原因が、彼女以外の他者にあると彼女が判断した時、たとえ原因の本質が別にある場合でも、自分自身の不都合と他者の不都合がぶつかり、より大きな衝突を生じることになります。
自分自身にも、他者にも原因がない時があります。本当は衝突の必要すらないのに。
不都合の原因は全て人に起因すると考えてしまう。そんな思考です。